生きながら極楽が見える穴
どんな伝承か
間木野の集落の南の頂に、まっすぐに立った大岩があり、立石山と呼ばれている。その下には立石大明神がまつられ、御所山の代わりに願をかける所とされていた。昔はこの岩の上に一人の行者が住んでいて、参拝者のけがれを祓ってくれたという。立石山のそばにある大きな穴が極楽穴で、七日のあいだ祈願を重ね、満願の日にこの穴へ入ると、生きた身のままで極楽を見ることができるといわれている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
東根市史 別巻 上 (考古・民俗篇)
『東根市史 別巻 上(考古・民俗篇)』の伝説と民話の節を抜き出したものである。山形県東根市の藻が湖と東根・西根の地名、黒伏山の御穴と竜灯、御所山の天狗と甘露水、自牧寺の七妖怪と夢窓国師、マリア観音、若木神社の縁起、大滝の大カツラと乱川の起源、三ッ屋の竜灯や人形渕などの民話を、項目ごとの箇条で収める。