不気味な顔を持つ江ノ島
どんな伝承か
神奈川県藤沢市の江ノ島は観光地として知られるが、裏側には自殺や事故死が集中する場所がある。鎌倉時代、建長寺の僧自休は稚児の白菊に恋い焦がれたが、白菊は道ならぬ恋を苦にして断崖から入水し、後を追った自休も同じ崖から身を投げたと伝わる。その現場とされるのが稚児ヶ淵である。近年も七年間で七十人を超える死者が出ており、平成六年には半年で八人が死亡した。第二岩屋近くの洞窟「竜池窟」は水死体が漂着することで知られ、地元の人々は近づくのを避けているという。
原典より
神奈川県の相模湾沿いは「湘南」と言われ、サーフィンやドライブなど、若者の憧れの場所だ。—— これが臨死体験だ(つのだじろう(巻頭寄稿)ほか) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
これが臨死体験だ(つのだじろう(巻頭寄稿)ほか)
『これが臨死体験だ』は、つのだじろうの巻頭寄稿「私の考えるあの世」を掲げ、超科学研究会や本誌編集部などの読物を集めた心霊と超常現象の読物集である。『日本霊異記』の蘇生譚やムーディの研究に拠る臨死体験の解説を軸に、スウェデンボリの霊界探訪、江ノ島や勝興寺などの怪異の地、死の予言、転生、『チベットの死者の書』を取り上げる。特別読物五本のほか、読者投稿の不思議体験、血液型や「気」の実用読物、海外の怪事を伝える短信を収める。