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全生病院の道の女と研究所の自殺未遂

所在地東京都東村山市(全生病院)
年代昭和期
登場福島伴次、体験者・医学博士
出典日本怪談集 幽霊篇

どんな伝承か

東京都東村山市の全生病院にハンセン病研究で通っていた福島伴次の体験談。雨の晩、駅へ通じる道の曲がり角に髪を振り乱した浴衣の女が立っており、逃げ出すと道に迷ってしまった。研究所に戻った深夜、二度にわたって人の気配を感じ、更衣室前の若い女の人影を追うと、そこには両膝を紐で結わえて服毒自殺を図った見知りの女子工員がおり、発見が早かったため一命を取りとめたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本怪談集 幽霊篇(今野圓輔・今野圓輔・日本怪談集・1969年(昭和44年))

『日本怪談集 幽霊篇』は、今野圓輔が昭和四十四年に編んだ幽霊体験談の集成である。新聞・雑誌・単行本や民俗の報告、編者自身の採集から、影や物音、人魂、生霊、死の知らせ、皿屋敷、戦死者の霊、船幽霊、タクシーに乗る幽霊など、日本各地の人びとが見聞きした怪異を、作家の創作を除き原文を尊重して再録する。十章に分けて各章の頭に編者の解説と注を置き、巻末に産女や子育て幽霊を論じた「幽霊外伝」と木原浩勝の解説を付す。

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