神奈川県藤沢市・昭和五十二年六月二十七日のこと
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どんな伝承か
昭和52年6月27日、藤沢市で借家に住む女性が、亡くなった大家のおばあさんの葬儀後の真夜中に「ここをあけろ」という声を聞いた。娘と寝ていた彼女の頭上には、かつて大家が仏壇を置いていた仏壇入れがあった。声に促されて障子を開けると、仏壇入れの中でカタカタと物を探す音がした後、静寂が訪れた。借り手の女性の仏壇入れには雑物が詰め込まれていたため、故人の魂が位牌を探していたと考えられた。
出典の文献について
現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)
松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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藤沢市の伝承
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