婆さんが厨で踊る話
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どんな伝承か
徳島県の阿波地方の怪談。早起きが自慢の老婆が、夜明け前の暗い竈で火をつけようとした際、突然大きな声を上げた。老爺が寝床から何事かと問いかけるが、本文は途中で切れている。厨での不可解な出来事が示唆されている。
原典より
「あ、あッ、こんなもんが?」 朝起きをいつも自慢にしてゐる婆さんが、茶を沸さうとして未だ仄暗い竈の下を焚きつけたと思ふと、急にさう大声を發した。—— 阿波えゝぢやないか(山口吉一・民俗・幕末世相史・昭和(対象は幕末)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
阿波えゝぢやないか(山口吉一・民俗・幕末世相史・昭和(対象は幕末))
概観篇では御降り(御札降り)に関する騒擾、伊勢神宮への御蔭参り・抜参りを慶安・宝永・明和・文政・慶應と時代別にたどり、慶應のええじゃないか、阿波のええじゃないかへと展開。幕末阿波(徳島)の御札降り・群集乱舞・世直し的民衆運動を、各事例の冒頭に【日付】【場所】【人物】【状況】マーカー付きで網羅した民俗・世相史。
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板野町の伝承
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