河童の記証文
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どんな伝承か
筑後国柳川、立花家の家臣の妻女が寺に詣でた折、茶屋の一人の美童が知り人のように挨拶し、近づいて手を握ろうとした。妻女がこれを払いのけ、寺堂に籠って香を焚いていると、また童が来て手を執って誘おうとするので、怒って手を捻った。童は泣きながら去った。妻女が帰宅し雪隠に入ると、下から手が伸びて局所をまさぐってきた。妻女がいきなり懐剣でその手を切ると、三本指・長爪・蒼黒で皮の滑らかな手であった。しばらくして童が現れ、河童だと名乗り、手を返してほしいと懇願した。「夜窓鬼談」に見える話である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
怪談の世界(山田野理夫・昭和中期(1977年頃))
ザシキワラシ(座敷童子)と福の神(怪談の世界)/遠野・東北の怪異伝承/家運の盛衰と怪音/妖怪と幽霊譚/山田野理夫の怪談採集
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柳川市の伝承
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