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▽天狗の弟子

所在地栃木県鹿沼市並川
年代不明
登場体験者、伝承者
出典幽冥界研究資料 第二巻 靈怪談淵

どんな伝承か

元禄二年、下野国佐野領の並川村に住む武士・安藤四郎右衛門の家臣・次郎右衛門が、三十歳の時に天狗に連れ去られた。三年後に帰郷を望む本人の願いに応じて、天狗から解放されることになったが、その解放の条件として特別な措置が施されたという。

原典より

元禄二年、下野国の佐野領の並川村に安藤四郎右衛門と云ふ武士があつて、その家臣の次郎右衛門が三十歳で天狗に誘拐され、三年を過ぎて帰つて来た。—— 幽冥界研究資料 第二巻 靈怪談淵(岡田蒼溟・幽冥界研究・怪談) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

幽冥界研究資料 第二巻 靈怪談淵(岡田蒼溟・幽冥界研究・怪談)

『幽冥界研究資料 第二巻 靈怪談淵』は、岡田蒼溟による霊怪の事例集である。祟る石、出雲の瀧姫行者、神西湖の妖怪、但馬の抜け首、黄金の精、海の牛鬼、天狗などの怪異を、著者自身の見聞や知人の談話、古い文書からの移載によって集め、明治・大正期の出雲や松江周辺の事例を多く含む。項目によっては【解題】や註を添え、事例の後に「第二編」と附録の「天狗考」を続け、巻末の「解説の欄」で生霊・疫神・物体の飛来などを心霊研究の立場から論じる。

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