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屋敷稲荷の木を伐った祟り

所在地埼玉県所沢市
年代現代
登場市内西部の女性、当時小五、六
出典所沢市史 民俗編

どんな伝承か

所沢市西部でのことという。小学五、六年生ころ、学校へ行く途中に親戚の家の前を通りかかると、家の人が屋敷稲荷のそばの大木を伐ってもらっているところに出くわした。思わず神様のそばの木を切るとバチが当たるよと声をかけて通り過ぎたが、それから何日か後のこと、赤ん坊の子守りでその家を訪ね、夜に晩御飯をご馳走になった帰り道、木を伐っていた稲荷の近くまで来たところで「キャー、キャー」という変な声が二度聞こえた。慌てて家に帰ったが、送ってくれた親戚の娘は怖くて一人では帰れなくなり、父親が送って行った。そうしたところ、その家の祖母がまもなく亡くなったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

所沢市史 民俗編(所沢市史・昭和中期(推定))

本書は埼玉県所沢市の民俗編として、明治から昭和戦中にかけて市内に伝承された怪談や民間信仰を記録した資料である。主な内容は、家に棲み着くヘビ、仏様が姿を変えた霊的存在、天狗やカッパなどの妖怪に関する伝承、雷獣などの民俗的存在が多く、これらは子供のしつけや禁忌事項として語り継がれていた。記録された話の多くは目撃者からの伝聞であり、所沢市内の実在する地名(北秋津、南永井、久米、本郷など)と結びついた地域固有の民間信仰を示している。

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祟り怪音御神木木の祟り

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