腐らず飛んだ平将門の首と首塚の祟り
どんな伝承か
平将門は天慶の乱で反逆者の汚名を着せられて首を打たれ、京都の七条河原に晒し首にされた。怨念のこもった目をかっと見開いたその首は、三か月経っても腐らず、夜ごと異様な光を発して歯ぎしりをしたという。ある晩、将門の首は胴体を求めて江戸まで飛び、力尽きて今の大手町に落下した。そこに作られたのが将門の首塚だと言われている。長い時を経て、大蔵省は関東大震災で崩壊した首塚を発掘し、整地して仮庁舎を建てた。その後、当時の大蔵大臣をはじめ十四人の関係者が次々と怪死した。現在の首塚はそのとき大蔵省が慌てて建て直したもので、以後もこの塚に手をつけようとすると奇怪な事故が続出するという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
漂う霊があなたのまわりにいる(つのだじろう)
『漂う霊があなたのまわりにいる』は、『うしろの百太郎』などのオカルト作品を描いたつのだじろうが、心霊現象を一般向けに解説した本である。自宅の火事など著者自身の不思議体験に始まり、守護霊・生霊・幽体離脱・念力・憑依霊・ポルターガイスト・除霊・交霊・輪廻転生などを、体験談と内外の事例を交えて説く。十二のLECTUREの間に「CLOSE UP」とコラムを挟んで恐山や狗神伝説、霊感の訓練法にも触れ、エピローグで霊との付き合い方を述べる。