同じ日に呼ばれた山中の秦家の墓
どんな伝承か
自宅の火事から間もない三月四日、著者は父に秦の先祖へ挨拶に行きたいと告げ、そこで初めて父の血縁の本家が福島県の白河にあることを知らされた。母の夢枕には秦の始皇帝が立ち、参りに来いと告げていたという。三月七日に行こうと決めた矢先、二十年近く音信不通だった秦家から、分家の老女が亡くなり同じ三月七日に葬儀をするので来てほしいという電話が入った。葬儀の後、父の言う山中の墓地を訪ねると、墓石は倒れ草がぼうぼうに茂って荒れ果てていた。著者の願いにより、墓は次の彼岸までにきれいに直された。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
漂う霊があなたのまわりにいる(つのだじろう)
『漂う霊があなたのまわりにいる』は、『うしろの百太郎』などのオカルト作品を描いたつのだじろうが、心霊現象を一般向けに解説した本である。自宅の火事など著者自身の不思議体験に始まり、守護霊・生霊・幽体離脱・念力・憑依霊・ポルターガイスト・除霊・交霊・輪廻転生などを、体験談と内外の事例を交えて説く。十二のLECTUREの間に「CLOSE UP」とコラムを挟んで恐山や狗神伝説、霊感の訓練法にも触れ、エピローグで霊との付き合い方を述べる。