豊見城村Aさんの他家死亡のヌジファ
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どんな伝承か
ヌジファ(死者のマブイの現世とのひっかかりを取り除き成仏させる祈願)の一例。豊見城村で長男夫婦と暮らしていたAさん(長男の実母)が、病気と老衰で那覇市内のB病院に入院した。近くに長女の嫁ぎ先があり、身内の看病に便利だというのが病院を選んだ理由だった。Aさんは七か月ほどで快方に向かい、通院のためとりあえず長女の家に退院したが、老衰が昂じて一か月後に死亡した。遺体はただちに長男の家へ運ばれ、翌日葬式をすませたが、Aさんの霊はヌジファを要求した。マブイが長女の家から離れきれないと判じに出たので、その要望に応じて祈願をしたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
ユタと霊界の不思議な話(月刊沖縄社・昭和(1985年・昭和60年前後))
月刊沖縄社が1985年(昭和60年)前後に刊行した「ユタ・ハンドブック」。沖縄の女性霊能者ユタ20名(実名取材8名=新垣好子・漢名光子・金城米子・玉城静子・玉寄郁子・原田貴美枝・伊識春野・諸見里よし子)への取材を、序章の体験談5話、第一~四話の問答34項目、第五話「ユタを母に持った子の手記」、伊識・金城の霊示事例、有名霊能者120人名簿、用語集で構成する。
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