誰にもそっくりの先祖がいる(四代先の大酒飲み)
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どんな伝承か
那覇市の六十五歳の女性の話。家業は四代先の先祖が始めたもので、三代目当主として継いだ夫は大の酒のみで仕事もうまくいかず、嫁の女性は苦労続きだった。夫の他界後、マブイワカシ(死者との別れの儀礼)のつもりでユタのSさんを招くと、これが転機になった。Sさんによれば、夫の酒癖は家業を始めた四代先の奥さんのチヂウリ(業の継承)だという。主人の女道楽が原因で酒を覚え、家族に嫌われながら死んだ先代の奥さんの遺念が、そのまま夫に受け継がれたというのだ。指示どおり神棚に千手観音を安置して先代奥さんと夫の成仏を祈願すると、この日を境に家業も発展に向かったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
ユタと霊界の不思議な話(月刊沖縄社・昭和(1985年・昭和60年前後))
月刊沖縄社が1985年(昭和60年)前後に刊行した「ユタ・ハンドブック」。沖縄の女性霊能者ユタ20名(実名取材8名=新垣好子・漢名光子・金城米子・玉城静子・玉寄郁子・原田貴美枝・伊識春野・諸見里よし子)への取材を、序章の体験談5話、第一~四話の問答34項目、第五話「ユタを母に持った子の手記」、伊識・金城の霊示事例、有名霊能者120人名簿、用語集で構成する。
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那覇市の伝承
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