水子霊が起こした腹痛
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どんな伝承か
もう三年前のこと。那覇市に住む三十八歳の女性は、その年の九月ごろから鈍い腹痛に悩まされ、しだいに痛みが強まって夜も眠れなくなったが、医者は異常なしという。友人の紹介で六十歳前後のユタAさんを訪ね米占いをしてもらうと、「腹痛の原因は水子。最近流産した子の霊が成仏できずに迷っている」とずばり当てられた。女性は三か月前に妊娠五か月で流産していた。流産児の遺体は南部のM部落入口にある水子ばかりを集めた墓に葬られていた。判示に従い、その子を先祖の墓に結ぶウグワン(供養)をしてもらうと、翌日から腹痛はけろりと治ったという。
原典より
* ノイローゼは先祖霊のせい* 胃ガンを治したユタ* 神木のタタリで神経痛* 誰にもそっくりの先祖が必ずいる* **第一話:人の一生には不幸が多い**(ユタの現状と相談内容)* 1. ユタは多忙だ…—— ユタと霊界の不思議な話(月刊沖縄社・昭和(1985年・昭和60年前後)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
ユタと霊界の不思議な話(月刊沖縄社・昭和(1985年・昭和60年前後))
月刊沖縄社が1985年(昭和60年)前後に刊行した「ユタ・ハンドブック」。沖縄の女性霊能者ユタ20名(実名取材8名=新垣好子・漢名光子・金城米子・玉城静子・玉寄郁子・原田貴美枝・伊識春野・諸見里よし子)への取材を、序章の体験談5話、第一~四話の問答34項目、第五話「ユタを母に持った子の手記」、伊識・金城の霊示事例、有名霊能者120人名簿、用語集で構成する。
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