三十三間堂の棟の由来
どんな伝承か
王子の墓の柳の根が頭に入り風で動くと頭痛がすると告げられ、大柳を切ったが運べず、動かぬと嫌われた大牛が軽々と京へ引いた。柳で三十三間の堂を建て千手観音千体を安置した由来譚。
原典より
昔、京都の街はずれ近い里に一軒の百姓が住んでいたが、この家には一匹のゴッテ牛が飼われていた。—— 河内村史 下巻(民俗編)――白山麓の伝説(河内村(編)・河内村史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
河内村史 下巻(民俗編)――白山麓の伝説(河内村(編)・河内村史)
『河内村史 下巻(民俗編)――白山麓の伝説』は、白山麓の河内村の村史の民俗編から、民話・伝説と故事を記した節を収めたものである。白山の千蛇ヶ池や富士山との背くらべ、高ボウケの大蛇、猿仏の名号、おひなの荒、天狗、菊酒、池の金山の伝説など、村と周辺に伝わる話を、白山関係の古文書や郡誌を引きながら記す。第三節「民話 伝説」、第四節「故事 伝説」、第五節「伝説」に分け、話ごとに題を立てて由来や現地のようすを添えている。