マブイクミ(離れた魂を戻す祈願)
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どんな伝承か
那覇市のユタMさんにマブイクミについて聞いた。人間にはそれぞれマブイ(魂)がついていて、生きている人間のマブイをイチ(生)マブイという。このマブイが肉体から離れると肉体の活動は不調になり、離れきって戻らなくなると死ぬといわれる。マブイは何かのショックで肉体を離れることがあり、そのため身体の不調を訴える人も多い。マブイグミの祈願は、こうして肉体から離れたマブイを、もとのように肉体に復させるウグワンである。死者の霊を死に場所から離脱させて成仏を願うヌジファとは別の意味で、あくまで生者のイチマブイを肉体と不離一体に戻すものだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
ユタと霊界の不思議な話(月刊沖縄社・昭和(1985年・昭和60年前後))
月刊沖縄社が1985年(昭和60年)前後に刊行した「ユタ・ハンドブック」。沖縄の女性霊能者ユタ20名(実名取材8名=新垣好子・漢名光子・金城米子・玉城静子・玉寄郁子・原田貴美枝・伊識春野・諸見里よし子)への取材を、序章の体験談5話、第一~四話の問答34項目、第五話「ユタを母に持った子の手記」、伊識・金城の霊示事例、有名霊能者120人名簿、用語集で構成する。
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