私が子供の時、神様の祟(たたり)と思われたことがある
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どんな伝承か
鹿児島県熊毛郡での子ども時代の経験。知人が二隻の帆船を所有し、鹿児島へ荷物運搬をしていた。ある日、船頭の病気で不在のため、舵取りと十六歳の少年だけで出航。口永良部島沖で風が強くなり、湯向沖で投錨したが波浪が激しく危険な状況に陥った。錨を上げると船が岩に激突する危機に直面。これが神様の祟りと考えられた出来事であり、凶事を語る際には特定の言い方をしなければ災いが及ぶという島の風習が背景にあった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 ― 偽汽車(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和〜平成)
松谷みよ子『現代民話考 ― 偽汽車』を小話単位で全525話収録。汽車・船・自動車などの乗り物にまつわる現代の民話・怪談を全国から採集。狐狸が汽車に化ける偽汽車、船幽霊、タクシーに乗る幽霊などを地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明359話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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