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棺桶の中で合掌して死んだ巨人

所在地鹿児島県熊毛郡屋久島町(モッチョム岳)
年代昭和23年
登場不明
出典現代の怪奇-日本列島のミステリー地帯

どんな伝承か

屋久島には謎の巨人が住んでいるという噂もある。実際、昭和二十三年の夏、モッチョム岳の山中で、髪を伸び放題にした巨人が、自分でこしらえた棺桶の中に入り、手を合わせたまま死んでいるのが見つかったことがあった。著者は、山に現れるという妖怪の山姫を、この巨人の一族の妻や娘だと考えれば、今の世に通じる解釈も成り立つと述べている。

原典より

事実、昭和二十三年の夏、モッチョム岳の山中で、髪もぼうぼうの巨人が、自分で造った棺桶の中にはいって、合掌して死んでいたのが発見されたことがあった。—— 現代の怪奇-日本列島のミステリー地帯(鈴江淳也・1970年(昭和45年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代の怪奇-日本列島のミステリー地帯(鈴江淳也・1970年(昭和45年))

『現代の怪奇――日本列島のミステリー地帯』は、鈴江淳也が前著『日本の奇談』に続けてまとめた、現代の超常現象と奇談のレポートである。桑名の「天狗の初さん」、新幹線の亡霊、京都のタクシーに乗る幽霊客、人魂、原因の知れない奇病、念写と三田光一の透視などを、著者の取材・面談と、大正の新聞から昭和四十年代の週刊誌までの記事で集めて収める。五つの部に分け、あとがきは昭和四十五年三月の日付で、巻末に機関誌などを入手できる団体・研究家の一覧を付す。

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