トップ > 群馬県の伝承 > 渋川市

十三番目のカーブに出る首なしライダー

所在地群馬県渋川市伊香保町伊香保
年代現代
登場—
出典現代民話考 ― 偽汽車

どんな伝承か

群馬の榛名山へ登る道はカーブが多く、若者がバイクや車で競い合う走り屋の集まる場所だった。彼らの間では次のような噂が語られていた。かつての有料道路を登って伊香保温泉を過ぎると急なカーブが続くが、その十三番目のカーブでバイクのアクセルを三度空ぶかしすると、どこからともなく首のないライダーがオートバイで現れ、いくら逃げても追いかけてくるという。語り手は口裂け女の話に似ていると言い、ライダーの乗る車種まで語られている。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 偽汽車(松谷みよ子・現代民話考(ちくま文庫)・2003年(平成15年))

『現代民話考――偽汽車』は、松谷みよ子が編んだ『現代民話考』全十二巻の第三巻で、二〇〇三年一月付の文庫版まえがきを持つ筑摩書房の文庫版である。鉄道開通のころ狸や狐が汽車に化けたという偽汽車の話、船幽霊や幽霊船など海の怪談、タクシーの幽霊など自動車や列車の怪談と笑い話を、全国の回答者の聞き書きや新聞・雑誌・書籍から集める。三章それぞれの冒頭に考を置き、話ごとに本文と分布を並べて地名・話者・出典を添える。

種別から探す

乗り物の怪異

渋川市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『現代民話考 ― 偽汽車』の伝承