大島
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どんな伝承か
福岡県宗像郡の大島にある安昌院の住持の父は、死の七日前に身体の異常がないにもかかわらず、必ず今年中に死ぬと予言し、住持に万事を整理しておいたから手文庫を開けるよう遺言した。住持は盆の準備で忙しく聞き流していたが、七日後に旧村長の家の葬儀に出かける際、戻ってきて住持と母親を見つめて微笑み、途中で別の家に立ち寄ってから葬儀に参列し読経をした後、酒を飲み始めたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)
松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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