群馬県吾妻郡六合村・世立から渋川へ抜ける暮坂峠に一本の松が立っている
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どんな伝承か
群馬県吾妻郡六合村の暮坂峠に立つ一本の松には由来がある。戦国時代、六合村の武士二人が戦地から帰郷したが、一人は十二月三十一日に帰村できたため正式な門松を立てた。別の武士は翌年一月一日に帰村したため、門松の代わりに松の木を一本植えた。前者の家は「宵の山本」、後者は「明けの山本」と呼ばれた。後世の戦争では、この松のそばを通ると兵士が無事帰還できるという信仰が生まれ、村人たちは出征兵士をこの松へ導いたという。
出典の文献について
現代民話考 ― 軍隊(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)
松谷みよ子『現代民話考 ― 軍隊』を小話単位で全712話収録。徴兵・新兵・上官・戦地・戦争の残虐・敗戦・収容所・軍隊の怪談など、軍隊と戦争にまつわる兵士たちの現代民話を全国(一部は戦地・海外)から採集し話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明189話・市区町村判明76話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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中之条町の伝承
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