トップ > 群馬県の伝承 > 渋川市

誰も小作したがらない比丘尼田

所在地群馬県渋川市行幸田畑中(比丘尼田)
年代不明
登場小作人
出典渋川市誌 民俗編

どんな伝承か

行幸田の字畑中に、ビクニッタ(比丘尼田)と呼ばれる田があった。光運寺の持ち物だったが、村の人々は誰もこの田の小作を引き受けたがらなかった。そのわけは、ヒドロと呼ぶ深い泥田で、作るのにひどく骨が折れたからだといわれる。比丘尼田は、市域の忌地の名として挙げられる田の一つでもある。

原典より

行幸田字畑中のビクニッタ(比丘尼田)は光運寺の所有だったが、みんなが小作するのを嫌った。—— 渋川市誌 民俗編(市史編纂シリーズ) より引用
地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

渋川市誌 民俗編(市史編纂シリーズ)

『渋川市誌 民俗編』は、渋川市の市誌民俗編のうち、第六章「民俗信仰」の第一節から第五節の初めまでを収めたものである。人魂・幽霊・ロクロッ首・生まれかわり・死神などの霊魂の話、手をつけてはいけない聖地や耕すと祟る忌地、オサキ使いや狐つき、神かくし、若宮八幡などのたたり、イチッコと呼ばれる巫女や祈禱師、東向き鳥居参りなどの祈願を、市内の大字ごとの聞き書きで記す。はじめにで章全体を解説し、続く節では話に見出しと採集地の大字を添える。

種別から探す

忌地比丘尼田小作

渋川市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『渋川市誌 民俗編』の伝承