疫病退散に始まった入曽の獅子舞
どんな伝承か
県指定の民俗芸能である入曽の獅子舞は、毎年十月十四日に「そろい獅子」として金剛院で舞われ、翌十五日には入間野神社で奉納の舞が行われる。その起こりは、昔この地に日照りが何日も続き、疫病もはやったため、それを追い払おうと氏子の長男たちが獅子舞を始めたことにあると伝えられている。語ったのは北入曽に住む明治三十五年生まれの人。
原典より
県指定民俗芸能の入曽の獅子舞は、毎年十月十四日には「そろい獅子」といって金剛院で舞われ、翌十五日は奉納舞が入間野神社でおこなわれる。—— 狭山市史 民俗編(狭山市(狭山市史編さん室/民俗調査担当)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
狭山市史 民俗編(狭山市(狭山市史編さん室/民俗調査担当))
『狭山市史 民俗編』は、狭山市の市史のうち民俗を扱う巻で、ここにはその「五 伝説・昔話・世間話」の部分が収められている。堀兼・入間・奥富・柏原・水富・入間川の各地区で古老の座談会と個別の聞き取りによって集めた話を、話者の地区・名・生年を添えて載せ、不老川や堀兼の井、影隠地蔵、キツネ、豪商綿貫家の話などを含む。伝説は水・動物・植物・地名・人物・塚・神仏・地蔵・妖怪変化など十項に分け、話ごとに[解説]を付す。