上沢に出るという小豆婆
どんな伝承か
狭山市柏原の上沢のあたりに伝わる話である。昔から、子どもが夜遅くまで外で遊んでいると、大人は「小豆婆がくんど」、すなわち小豆婆が来るぞと言って、子どもを家へ帰らせたという。
原典より
柏原の上沢あたりでは、昔から子供が夜遅くまで遊んでいると「小豆婆がくんど(来るぞ)」といって家へ帰した。—— 狭山市史 民俗編(狭山市(狭山市史編さん室/民俗調査担当)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
狭山市史 民俗編(狭山市(狭山市史編さん室/民俗調査担当))
『狭山市史 民俗編』は、狭山市の市史のうち民俗を扱う巻で、ここにはその「五 伝説・昔話・世間話」の部分が収められている。堀兼・入間・奥富・柏原・水富・入間川の各地区で古老の座談会と個別の聞き取りによって集めた話を、話者の地区・名・生年を添えて載せ、不老川や堀兼の井、影隠地蔵、キツネ、豪商綿貫家の話などを含む。伝説は水・動物・植物・地名・人物・塚・神仏・地蔵・妖怪変化など十項に分け、話ごとに[解説]を付す。