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十代の若者が強行した三草のおかげ踊り

所在地兵庫県加東市
年代文政13年9月
登場十代の青少年ら
出典ええじゃないか

どんな伝承か

「おかげ踊り」は文政十三年の「おかげ参り」につづいて発生し、南河内錦部郡からおこって村次ぎに踊り継がれ、大和・中河内・大坂へ、さらに丹波篠山を経て八月以降に播磨国加東・多可郡へ波及した。播磨へは南河内の発生から一年以上を要している。同年九月、加東郡三草の「おかげ踊り」は十代の青少年を主体とし、村方の制止を押し切って強行されたものであった。踊りには大坂町奉行所などのきびしい禁止令が出され、旧秩序の側と対立する側面がつよく現れていた。

原典より

なお播磨国には、南河内に発生以来一年以上をへてからの伝播であり、かなりの時間を要していたこと、同年九月播磨加東郡三草の「おかげ踊り」は、十代の青少年を主体として、村方の制止を押し切って強行したものであったこと、…—— ええじゃないか(高木俊輔) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

ええじゃないか(高木俊輔)

『ええじゃないか』は、幕末維新期の民衆運動を研究してきた高木俊輔が、慶応三年から翌年にかけて広がった「お札降り」と「ええじゃないか」の乱舞を各地の史料からたどった歴史書である。三河吉田での初出から東海道、甲斐、江戸、信濃、伊勢、京都、大坂、中国、淡路、四国まで、日記や記録に残る降札と踊りを国ごとに述べる。概観と東国・西国の四章に続く終章で降札の作為者やおかげ参り、世直しとの関わりを論じ、参考文献を付す。

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