元日の夜空を二秒で飛んだブーメラン形の光
どんな伝承か
横浜天文研究会の会誌に、名古屋市に住む熱心な流星観測者、小林卓さんの見た不思議な現象が報告されている。昭和四十二年一月一日の午後六時十五分、オリオン座のガンマ星のあたりから竜座のデルタ星の近くまで、二、三等の明るさのものが約二秒で飛んだ。それだけなら流星だが、光は六つか七つあり、線で結ぶとブーメランのような形になっていた。小林さんはその正体を問いかけている。
原典より
和歌山県新宮市浮島の写真業、島田儀太郎さん(五十七歳)は昭和四十年十月四日に一回、同月十七日に二回、二度にわたって、奇妙な発光体の編隊を目撃したと五日付『読売新聞』、十八日付『紀南新聞』等は伝えている。—— 日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。