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オソフキ峠の狼と山犬供養塔

所在地福島県南会津郡下郷町大字白岩(オソフキ峠)
年代元和六年(1620)
登場本原了斎の母、了斎
出典下郷町史 第5巻(民俗編)――伝説

どんな伝承か

元和六年、白岩村の名主本原了斎の母親が、孫を連れて柏木原から芦ノ原へ菊の節供に招かれて行く途中、オソフキ峠にさしかかると、ひょっこり狼に出会った。祖母は孫だけは助けてくれ、自分は食われてもよいと狼に願ったが、狼は孫のほうから食い始めた。追いついた了斎が斬ろうとしても、狼は尻尾で土をかき立てて目隠しをし、動きが敏捷でとても斬れない。そこで刀を顔の上に立てたまま動かずにいると、狼は吸い込まれるように自ら体を引っかけて息絶えた。いまオソフキ峠には山犬供養塔が建ち、昔の仔細を伝えている。

原典より

元和六年、白岩村の名主本原了斎の母親が、柏木原から芦ノ原へ菊の節供呼ばれに孫を連れて行く途中、オソフキ峠に差しかかるや、ひょっこり狼に出会った。—— 下郷町史 第5巻(民俗編)――伝説(下郷町(編)・下郷町史・自治体史(民俗)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

下郷町史 第5巻(民俗編)――伝説(下郷町(編)・下郷町史・自治体史(民俗))

福島県南会津郡『下郷町史 第5巻(民俗編)』所収の伝説。会津・下郷町に伝わる自然伝説・歴史伝説・信仰伝説を収録する。

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