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殿様が見とれた日暮らし滝

所在地福島県南会津郡下郷町(日暮らし滝)
年代江戸初期
登場会津加藤明成公
出典下郷町史 第5巻(民俗編)――伝説

どんな伝承か

会津加藤家二代の明成公が関東から奥会津に入るとき通った道筋を、大峠越え三斗小屋通りという。険阻な峠路を越えてやれやれと心なごみ、谷川べりを九十九折れに静々と下ってきた殿様は、金山峰を対岸に望む風光の明媚さに心を奪われ、懸崖から落下する滝の大景観に見入った。ついには河原を見下ろす岩の上にどっかと腰を据え、日が暮れるまで四方の山川草木に見とれて動かなかったという。それ以来この滝は日暮らし滝と呼ばれ、川は加藤谷川と呼ばれて土地の名勝となった。元禄八年に建てられた碑があり、駒返し交易の跡を残している。

原典より

松川新道駒返し坂会津加藤の殿様二代目明成公が、関東から奥会津に入るとき、お通りになった道筋を大峠越え三斗小屋通りという。—— 下郷町史 第5巻(民俗編)――伝説(下郷町(編)・下郷町史・自治体史(民俗)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

下郷町史 第5巻(民俗編)――伝説(下郷町(編)・下郷町史・自治体史(民俗))

福島県南会津郡『下郷町史 第5巻(民俗編)』所収の伝説。会津・下郷町に伝わる自然伝説・歴史伝説・信仰伝説を収録する。

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