麦まき後に鼠にも餅を分けるネズップサギ
どんな伝承か
麦まきが終わると、おはぎや餡の入った焼き餅をこしらえて家族で祝った。そのとき鼠にも分けてやるとよいとされ、これをネズップサギと呼んだという。
原典より
なお麦蒔きが終わると、オハギやあん入りの焼き餅を作り、家族で祝ったが、鼠にもやるとよいといい、これをネズップサギといった。—— 伊勢崎市史 民俗編――俗信と伝説(伊勢崎市(編)・伊勢崎市史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
伊勢崎市史 民俗編――俗信と伝説(伊勢崎市(編)・伊勢崎市史)
『伊勢崎市史 民俗編――俗信と伝説』は、伊勢崎市が編んだ市史民俗編のうち、俗信と伝説・昔話の節の抜粋である。オサキや水死体を知らせる鶏などの俗信と、赤城と日光の神戦、赤堀道玄の娘の入水、『神道集』の宮子の龍宮、義経や鎌倉権五郎にまつわる伝説を、『伊勢崎風土記』などの記録や土地の語りを引いて記す。伝説を赤城山・『神道集』・義経・権五郎・寺社・入定・城などの七類に分けて述べ、十二支由来などの昔話を続ける。