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田植えを告げる龍宮の農太鼓

所在地群馬県伊勢崎市宮子町(卯の木の龍宮)
年代半夏の頃
登場土地の人々
出典伊勢崎市史 民俗編――俗信と伝説

どんな伝承か

半夏生のおよそ十日前になると、龍宮のある渕の底から太鼓を打つような音が聞こえてくる。これを龍宮の農太鼓と呼び、田植えにかかる目安にしていた。半夏を過ぎると音はやむという。また近くで良いことがあるときには龍灯が上がり、雨乞いや日乞いの願いもすぐに聞き届けられるとされた。龍宮を訪れた阿感坊の話では、二匹の白蛇が踊ると妙なる音が響いたといい、これが農太鼓のことだろうと考えられている。

原典より

半夏の一〇日程前から太鼓を打つような音が水底から聞こえてくる。—— 伊勢崎市史 民俗編――俗信と伝説(伊勢崎市(編)・伊勢崎市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

伊勢崎市史 民俗編――俗信と伝説(伊勢崎市(編)・伊勢崎市史)

『伊勢崎市史 民俗編――俗信と伝説』は、伊勢崎市が編んだ市史民俗編のうち、俗信と伝説・昔話の節の抜粋である。オサキや水死体を知らせる鶏などの俗信と、赤城と日光の神戦、赤堀道玄の娘の入水、『神道集』の宮子の龍宮、義経や鎌倉権五郎にまつわる伝説を、『伊勢崎風土記』などの記録や土地の語りを引いて記す。伝説を赤城山・『神道集』・義経・権五郎・寺社・入定・城などの七類に分けて述べ、十二支由来などの昔話を続ける。

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龍宮怪音龍灯半夏俗信白蛇雨乞い

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