トップ > 岩手県の伝承 > (市町村不明)

ムカシとハナシとナンゾの旅

所在地岩手県遠野
年代大正・昭和(採集)
登場佐々木喜善、武藤鉄城、報告者
出典佐々木喜善全集 1

どんな伝承か

或る所にムカシとハナシとナンゾという三人がいた。伊勢参りをしようと相談して旅に出て、行くが行くが行くと大きな川に一本橋が架かっていた。三人が橋の真ん中あたりまで来た時、バウバと大風が吹いて来た。するとムカシはムクして、ハナシはハックレて、ナンゾは流れてしまったという。其の二では、怖い話と可笑しい話と悲しい話とがあり、鬼がいたので怖いと思っていると、その鬼が屁をひったので可笑しくて笑い、やがて鬼が死んでしまったので悲しかった、という一つで三つを兼ねる。子供に話をせがまれて種の尽きた時に語る話だという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

佐々木喜善全集 1(佐々木喜善・佐々木喜善全集・1986年(昭和61年))

『佐々木喜善全集 1』は、佐々木喜善の著作を遠野市立博物館が編集・発行し、昭和六十一年に刊行した全集の第一巻である。岩手県の遠野・江刺・紫波・岩手などで聞き集めたザシキワラシの話、昔話、伝説を、村の古老や知友からの聞き書きと手紙による報告をもとに収める。「奥州のザシキワラシの話」「江刺郡昔話」「紫波郡昔話」「東奥異聞」「老媼夜譚」「聴耳草紙」に小篇を加えて並べ、巻末に遠野市教育長の跋と奥付を置く。

種別から探す

佐々木喜善全集1聴耳草紙伊勢参り言葉遊び

この地域の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『佐々木喜善全集 1』の伝承