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城根山に揺れた三つの稲荷火

所在地茨城県取手市(城根山)
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異

どんな伝承か

城根山の三匹稲荷と呼ばれたものについての話。今の三十歳くらいの人なら話に聞き、実際に目にしてもいるはずだという。語り手の家から見て南東、田んぼの向こうに城根山がまっすぐ望め、毎日のように夕方になると、赤い光が三つ、あちらこちらへ行き来するのが見えた。年寄りたちはとうかっぴだから早く見ろと言い、怖さ半分で眺めたものだという。とうかっぴとは稲荷をとうかと呼ぶことから来た稲荷火、つまり狐火のことで、キツネの嫁入りとは別のものだとされる。

原典より

赤く光が三つ、そっち行ったり、こっち行ったり。—— 取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異(取手市(編)・取手市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異(取手市(編)・取手市史)

『取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異』は、取手市の市史民俗編のうち、俗信の箇条の末尾に続く第四節「伝説」・第五節「不思議な話」・第六節「祟り」を収めた部分である。市内各地区での聞き取りを話し言葉のまま書き起こし、長い四話は『取手町郷土史資料集 第一集』から抜粋する。将門と桔梗御前の伝説、地蔵・社寺・樹木の伝説、狐やムジナ・化け猫・幽霊・タマセの話に続き、忌田や祟り山の話を所有者名と地区を伏せて載せる。

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狐火

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