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日照りにも涸れない諏訪神社のおみたらし

所在地岐阜県各務原市那加桐野(諏訪神社)
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典各務原市史 民俗編――地名伝説

どんな伝承か

那加桐野は、尾崎団地が建つ権現山の西に広がる野原で、各務原の北西の端にあたる。この土地の諏訪神社には、おみたらしと呼ばれる池があった。池の中ほどの岩から清水が湧き出し、小川となって村の暮らしをうるおし、田にも引かれていた。昔、日照りが続いて雨乞いをしなければならない年があったが、そのときもこの水だけは尽きなかった。厚い氷の張る真冬にも湧き水は止まらず、人々はお諏訪さまのおみたらしと呼んで大切にしてきたという。その池も団地の開発で失われ、今は残っていない。

原典より

その昔のある年、日でりが続いて雨乞いをしなければならなかった時も、おみたらしの水はかれることはなかった。—— 各務原市史 民俗編――地名伝説(各務原市(編)・各務原市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

各務原市史 民俗編――地名伝説(各務原市(編)・各務原市史)

『各務原市史 民俗編――地名伝説』は、各務原市が編んだ市史の民俗編のうち、地名伝説を述べた部分である。小字や俗称の起こりを語る話を、那加・稲羽・鵜沼・蘇原の四地区ごとに集め、浜見塚、与三郎池、甚六屋敷、片葉屋敷、金縄塚、嫁ふり坂、立岩と二つ岩、火の玉橋などを取り上げる。民話の語りを「」で引いたうえで、話の要素や他地方の類話、その土地の今の姿を書き添える。

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