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紅葉狩の宴で鬼女を討った平維茂

所在地長野県長野市(戸隠山)
年代不明
登場平維茂
出典暮しの中の妖怪たち

どんな伝承か

謡曲「紅葉狩」で知られる信州戸隠山の鬼退治も、鬼が美女に化ける話である。ある身分の高い女が侍女を連れて紅葉を眺めていたところへ、鹿狩りをしていた平維茂が行き合わせた。女は維茂に酒をすすめ、舞を舞って見せ、維茂が酔ったのを見届けて立ち去った。そこへ男山八幡の末社の神が夢に現れ、今の女は鬼神だと告げた。維茂が驚いて目を覚ますと、女は鬼女となってつかみかかろうとしていた。維茂は落ち着いて八幡大菩薩に祈りながら剣を抜き、ついに鬼女を討ち取ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

暮しの中の妖怪たち(岩井宏実・岩井宏実・民俗学・1986年(昭和61年))

『暮しの中の妖怪たち』は、岩井宏實が昭和六十一年に著した妖怪の概説書である。鬼・天狗・河童から山姥、産女、雪女、怪火、ザシキワラシ、化け猫、狐狸、幽霊まで、各地の伝承や古典・絵画に見える妖怪を一つずつ取り上げ、その姿と仕業を説く。第I章で個々の妖怪を紹介し、第II章で妖怪の性格、出現の空間と時、正体を論じ、巻末に著者が資料とした妖怪の本の一覧とあとがきを置く。

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鬼女戸隠山平維茂謡曲鹿狩り八幡大菩薩夢告

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