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高間堤で相撲を挑む河童の群れ

所在地福岡県八女郡広川町(高間堤)
年代不明
登場土つかずの若い衆
出典暮しの中の妖怪たち

どんな伝承か

筑前八女郡中広川村の高間堤にさしかかった若い衆が、皿をかぶった小童に呼び止められた。小童は「俺に相撲で勝たねばここを通さない」と言う。村相撲で無敗を誇るこの若い衆は組みついて投げ飛ばしたが、通り抜けようとするとまた次々に新手が現れ、その数はついに十七、八人にもなった。そこで若い衆は河童除けの呪いを思い出し、手に唾をつけて身構えると、小童たちはたちまち逃げ去ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

暮しの中の妖怪たち(岩井宏実・岩井宏実・民俗学・1986年(昭和61年))

『暮しの中の妖怪たち』は、岩井宏實が昭和六十一年に著した妖怪の概説書である。鬼・天狗・河童から山姥、産女、雪女、怪火、ザシキワラシ、化け猫、狐狸、幽霊まで、各地の伝承や古典・絵画に見える妖怪を一つずつ取り上げ、その姿と仕業を説く。第I章で個々の妖怪を紹介し、第II章で妖怪の性格、出現の空間と時、正体を論じ、巻末に著者が資料とした妖怪の本の一覧とあとがきを置く。

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