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埋められた継子の竹で作った笛の声

所在地香川県綾歌郡綾川町
年代伝承
登場語り手、伝承者、話者(伝承者・小豆郡池田町神の浦)
出典新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説

どんな伝承か

香川県(小豆郡池田町神の浦)に伝わる継子話。昔、父親が働きに出て留守の家に、継母と憎い継子がいた。継母は「髪を結ってやろう」と継子を座らせ、頭にくぎを打ち込んで殺してしまった。父親が帰り子がいないのを尋ねると母は「死んだ」と答える。父が「死んだのなら頭をそらねばならぬ」と言うと、くぎが露見しては困る母は「この子は髪を結うのが好きだったから私が結ってやる」と言った。しかし父が剃りにかかると、頭のくぎがかみそりに当たり、くぎを打ち込んで殺したことが知れた。悪いことはできぬもの、それが罰だという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説(香川県(編)・新編香川叢書)

『新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説』は、香川県の叢書の民俗篇のうち、第八編「口承文芸」を収めた部分である。香川県内の昔話と伝説を扱い、昭和初年からの採集の歩み、呼び名や発端・結末の句、桶屋やほうろく売り・遍路などの運び手、語り手の横顔を論じたうえで、綾上町などで聞いた未発表の昔話を話者名付きで掲げる。伝説の章は樹木・石と岩・水と池と渕・塚と穴・祠と堂・坂と山と峠と谷・動物の項目に分け、各話の末尾に伝承地の郡町名を添える。

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