化かされ話
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どんな伝承か
昔、真岡の清水地区はタヌキやムジナがことに多かったところだという。なかでも「遠見の化け物」といわれるものが、あちこちによく出た。この化け物は姿を現わさず、正体をさぐろうとしても、すぐ近くに来たと思って振り返ると、もう遠くで何かが動くのが見えるだけではっきりしない。ある夜、用事で遅くなった村人が帰ってくると、すぐ後からガッタン、ガッタンと大きな音を立ててついて来る。覚悟をきめて見つめても何も見えず、歩き出せばまた音がする。走るようにして家へ帰り着いた男は腰を抜かし、何日も寝込んでしまったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
真岡市史 第5巻(民俗編)――伝説・昔話(真岡市(編)・真岡市史・自治体史(民俗))
栃木県真岡市(芳賀)に伝わる口承を網羅する。
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真岡市の伝承
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