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森小塚のカランパッサリ

所在地栃木県真岡市飯貝森小塚
年代明治三〇年
登場語り手、伝承者
出典真岡市史 第5巻(民俗編)――伝説・昔話

どんな伝承か

森小塚というのは飯貝の字森小塚で、ここに墓地がある。明治三〇年以前は、真岡から高根沢へ通ずる街道がこの墓地の西側を通っていた。昔ここにささやかな堂宇があって巫女がおり、常に髪を梳かしていた。街道を行く人を見れば扇でまねき、カランカランと鈴を振りながら舞って、行路の安全を祈り、また児童のまじないをしたという。今も「森小塚」のカランバッサリという伝説が残っている。森小塚という地名は、ここに住んだ巫女の墳墓に由来するといい、墓地には「御守石」と称する墓石が建っている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

真岡市史 第5巻(民俗編)――伝説・昔話(真岡市(編)・真岡市史)

『真岡市史 第5巻(民俗編)――伝説・昔話』は、栃木県真岡市の市史民俗編から、第十四章「口頭伝承」の第一節「伝説・昔話」を収めたものである。大だら法師の足跡、釜淵の燈籠、大前堰の人柱、へび娘など、五行川・鬼怒川・小貝川の淵や沼、社寺にまつわる伝説と、タヌキやキツネに化かされた話を、既刊の民話集・伝説集と新たな採話から集める。冒頭に口頭伝承の参考文献を掲げ、各話の末尾に典拠を記し、結びの「まとめ」で話を河川・社寺・沼・動物の別に整理する。

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