刑場
どんな伝承か
江戸時代、真岡では十両以上を盗むと首を切られる決まりがあり、処刑の前には罪人に好物を食べさせてから執行したという。真岡にあった刑場は現在の芳賀日赤病院と女体神社の間あたりにあったとされ、地元の高齢者によれば、そのあたりを掘り返すといまでも人骨が出るという言い伝えが残っている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
真岡市史 第5巻(民俗編)――伝説・昔話(真岡市(編)・真岡市史)
『真岡市史 第5巻(民俗編)――伝説・昔話』は、栃木県真岡市の市史民俗編から、第十四章「口頭伝承」の第一節「伝説・昔話」を収めたものである。大だら法師の足跡、釜淵の燈籠、大前堰の人柱、へび娘など、五行川・鬼怒川・小貝川の淵や沼、社寺にまつわる伝説と、タヌキやキツネに化かされた話を、既刊の民話集・伝説集と新たな採話から集める。冒頭に口頭伝承の参考文献を掲げ、各話の末尾に典拠を記し、結びの「まとめ」で話を河川・社寺・沼・動物の別に整理する。