曲り松
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どんな伝承か
昔、二人の巡礼が歩いていた。一人はまだ幼い女の子で、もう一人はその母親であろうか。女の子は疲れ切って、二、三歩歩いては立ち止まってしまう。日も暮れかかるころ、二人は根本の森のあたりへたどりつき、女の子は松の根元に座り込んで動かなくなった。母親は食べ物をもらってくるといって西の方へ行ったきり戻らず、娘は三日目に、西へ体を折り曲げるようにして冷たくなっていた。村人が松の根元にねんごろに葬ってやると、まっすぐだった松がしだいに西へ曲がり、娘と同じ格好になった。それ以来そのあたりを「曲り松」と呼ぶようになったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
真岡市史 第5巻(民俗編)――伝説・昔話(真岡市(編)・真岡市史・自治体史(民俗))
栃木県真岡市(芳賀)に伝わる口承を網羅する。
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真岡市の伝承
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