大蛇塚
どんな伝承か
栃木県真岡市の伝説。遠い過去、下野国の西北にそびえる黒髪山があり、その尾根から続く広大な原野を毛野と呼んだ。この地を貫く毛野川は大変広い川であったという。古き時代の自然地形と地名由来に関わる物語で、本文は途中で切れているため、詳細な怪異の内容は判明していない。
原典より
茅・菅で編んだ大蛇祭は、今も続けられて陰暦七月七日に行なわれ小川の端近に祀られます。—— 真岡市史 第5巻(民俗編)――伝説・昔話(真岡市(編)・真岡市史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
真岡市史 第5巻(民俗編)――伝説・昔話(真岡市(編)・真岡市史)
『真岡市史 第5巻(民俗編)――伝説・昔話』は、栃木県真岡市の市史民俗編から、第十四章「口頭伝承」の第一節「伝説・昔話」を収めたものである。大だら法師の足跡、釜淵の燈籠、大前堰の人柱、へび娘など、五行川・鬼怒川・小貝川の淵や沼、社寺にまつわる伝説と、タヌキやキツネに化かされた話を、既刊の民話集・伝説集と新たな採話から集める。冒頭に口頭伝承の参考文献を掲げ、各話の末尾に典拠を記し、結びの「まとめ」で話を河川・社寺・沼・動物の別に整理する。