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東征帰途の日本武尊が俄雨に遭い

所在地神奈川県秦野市蓑毛
年代神代
登場日本武尊、農夫
出典秦野市史 別巻 民俗編――伝説・妖怪

どんな伝承か

日本武尊が勅を奉じて東国の蝦夷征伐に出て、その帰途、今の蓑毛の地でにわか雨に遭われた。尊に雨具のないのを知った農夫が、我が家から蓑を取り出して献じた。尊が「心の直き者よ、此の地を何とよぶか」と問うと、農夫は「開けて間もない村にして名づけてございません」と答えた。そこで尊は、お前の親切な心にちなんで蓑毛と名づけたらどうかと言われ、以来この里を蓑毛と称するようになったという。雨降山へ登ろうとしたとき雨がやんだので御蓑を置いた所、という別伝もある。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

秦野市史 別巻 民俗編――伝説・妖怪(秦野市(編)・秦野市史・自治体史(民俗))

『秦野市史 別巻 民俗編』所収の妖怪・伝説(一〇〇話を七分類で収載)。神奈川県秦野市に伝わる口承を採録する。

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