秦野市の伝承(182話)
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- 落幡の地名由来(善波太郎) — 鶴巻(落幡)
- 落幡と中将姫の幡 — 鶴巻(落幡)
- 寝ん坊太郎の出世話(蓑毛) — 蓑毛
- 妖怪――センタク婆さん・カンス転がし
- 怪火――モエカビ・カネ玉 — 戸川
- 蛇のいびき
- 無縁仏のお化け(道路工事)
- 弘法伝説と水(大日堂の金剛水) — 蓑毛(大日堂)
- 源実朝の首の伝説 — 東田原(源実朝の首塚)
- 日本武尊の足跡・力石 — 菖蒲(力石)
- 古戦場の塚と戦死者の祟り
- 光西上人の入定塚 — 蓑毛(木食光西上人入寂の地)
- 祠堂の伝説――子授け・安産の地蔵
- 猫の踊り — (塞の神)
- きゅうり・ショウガを作らない家 — 下大槻(健速神社)
- 労働太郎・極楽の光
- 蛇を殺すとその家に金が入らなくなるという禁忌・俗信が伝えられ… — 西大竹
- 大根の谷底から弘法山にかけて蛇が多く棲んでいたが — 曽屋(弘法山)
- 川尻の二三町下手あたりで
- 三人で山に入ると猪が現れ — 曽屋
- 火事か何かの折に — 寺山
- 鹿を身ごもった女性に見せてはいけないという禁忌がある — 三廻部
- 第六天という神が井戸に落ちて死んだため — 堀西(波多川)
- 渋沢のリュウガクさんというお不動の近くで芋掘り中にカラスが騒… — 渋沢
- 婿に入った男が仏間に泊められると — 曽屋
- ゲンバと呼ばれる場所にあった塚を取り除いてから — 寺山(ゲンバ屋敷)
- 家に泊まった六部の前で親父が四国金比羅の神をありがたいと話すと — 峠
- 昔は人を埋めると山犬などが掘り返して食い散らしたため — 柳川
- モエカビというものがあり — 寺山
- 人魂はふわふわ飛ぶが — 鶴巻
- 土葬した遺体を一定期間埋めておくと燐が発生し — 今泉
- 子供の頃、人魂が大乗院から南のほうへ飛ぶのを見て — 下大槻
- 葬式の前夜になると人魂が本堂に入り込むと寺の坊さんから聞いた — 鶴巻
- 日清戦争の頃 — 峠
- 家でたばこを編んでいると提灯のような赤い光がふらふら揺れ — 峠
- 祖父が善波峠の頂上でたばこを吸おうとして後ろを見ると火の玉があり — 山谷善波(善波峠)
- 橋の上で叔父が「よせよ」と叫びながら川に落ちた — 今泉
- 深い淵で水浴びをすると河童が尻子玉を抜くから入ってはいけない… — 三廻部(四十八瀬川)
- 小藤川の橋を通ると河童が出てきて尻子玉を抜くと言い伝えられている — 今泉(小藤川湧水地)
- 夜遅く出歩くと前の橋の下にセンタク婆さんという妖怪がいるから…
- 狸が手足を丸めてカンス(茶釜)のようにころころ転がってきて足… — 堀西
- 大きな松の木があり — 峠
- 小田急開通当時 — 南矢名(東海大学前駅)
- ある家が町へ移り墓に砂をまいて平らにした後 — 南矢名(東海大学前駅)
- 寂しい山道の一〇メートルほどの範囲だけで — 寺山
- 仲の良い両寺の和尚が小僧に粉を届けさせると — 堀西(桂林寺)
- 蔵の二階に隠したたばこを専売局の監事に見つかりそうになった利助が — 戸川
- たばこ密売を「密(ミツ)をやったろう」と問い詰められた男が — 峠
- たばこ仲買人が持病の虫を口実に自分の秤を相手に持たせ — 平沢(南秦野)
- 道者を馬に乗せて運んだ小僧が — 平沢(十日市場)
- 仏に供えた飯を食ったろうと問われた子守り娘や小僧が — 峠
- 鎌を忘れて稗刈りに行った親父が — 峠
- 妻をめとらず一人で働き詰めて金を貯めたウメはんは — 峠
- あまりによく働くのでいたずらで鎌を隠されたが — 戸川
- よく働き智恵のある男が自らを労働太郎と称した — 西大竹
- おかゆで身代を作った — 戸川
- 難産に苦しむ妻に申し訳ないと — 戸川
- 大安で二組の祝言行列が四ッ角で交差し — 西大竹
- 徴兵検査に合格し大磯の女郎屋で遊んだ翌日 — 横野
- 葬式の触れ回りに出た二人に
- 不動に納めた古いだるまを二〇〇円で古道具屋に売った男が — 峠
- 感冒で一軒から二人死に — 峠
- 仲間が盗んできた柿を「ある家からもらった」と言った翌日 — 寺山
- 青年たちが順に杭を打ってくる度胸試しで — 戸川
- からたち茨とバラ線で囲った富有柿畑に
- 祭りの寿司屋で青年が咳払いの合図で手下に片肌脱ぎで殴り込みを…
- 八十の老婆が交われるかを一貫目のかぼちゃを賭けて争い
- 恋仲の女が条件の良い相手に嫁いだ腹いせに
- 後家の家に忍び込んだ若者が
- 豆腐の食べ比べで
- 男が一物に鉄瓶を掛けて囲炉裏を回れるか賭けをし
- 四十二歳のときバイクで七トントラックと正面衝突して意識を失い — 堀西
- 汽車が珍しく — 名古木
- 余計なことを口にしたために災いを招くという「雉も鳴かずば打た… — 羽根
- 坊さんの墓地から金の茶碗が転がって裏の畑に落ちたので — 峠
- 尾の欠けた大蛇はその家の守り神(ヌシ)とされ — 下大槻
- 蛇が多く棲む蛇塚付近で — 八沢(蛇塚)
- 兎を追って戻った息子が見ると — 上大槻(菅原)
- 大いびきの主が昼寝する大蛇で — 八沢(大天狗滝)
- 池の主の竜が娘に恋してめとったが — 今泉(太岳院)
- 一人で食事し飯を尾でかき込み — 蓑毛
- 市内でガマガエルを食用にする所もある中 — 下大槻
- 金色の鷲にさらわれた赤子が奈良の楠上で見つかり — 丹沢寺山
- 花嫁が簪を挿した姿に見えたことからハナジョロ松と呼ばれ — 峠(ハナジョロ松)
- 望郷の念やまぬ武士が一本松の地に埋葬を遺言し — 平沢(総観塚)
- 眺望に優れた松陰に草庵を結び断食して経を誦した行者にちなみ — 千村(行人塚)
- 百年ごとに花を咲かせたという幾千年を経た老松があったが — 千村(花松稲荷)
- 道の両側から生えた松がちょうど鳥居のような形になっていたため… — 西大竹(鳥居松)
- 昔沼地だった落幡に狩りに来た家光が — 南矢名
- 八ヵ国が見渡せる眺望の山にあった赤松を — 渋沢(八国見山)
- 山頂の井戸水を汲んで飲むと産が軽くなり — (弘法山)
- 水を求めた弘法大師に妻女が遠くの池から汲んで供したのを憐れみ — 尾尻(臼井戸)
- 坂の手前の日陰で物乞いが必ず一休みしたという — 名古木(乞食水)
- 峠を訪れた弘法大師が富士を眺めつつこの水で経を書いたと伝わる泉で — 渋沢峠(弘法の硯水)
- 底知れず深いといわれ — 西田原(香雲寺)
- 眼病に効く底なし井戸の金剛水を旱魃時にかい出せば必ず慈雨があ… — 蓑毛(宝蓮寺)
- 野辺の送り(葬送)の野辺にちなむ川の名で — 寺山
- 大竹から流れ養泉院前を経て花水川へ注ぐ川が — 室町(養泉院)
- 嫁がそこを通ると追い出される(離縁される)と言われた河原で — 羽根(オンダシ河原)
- 曽我兄弟が足を洗ったという沢が下方にあり(今は砂防堰堤) — 三廻部
- 広い敷石を敷き詰めたような場所があり — 戸川(丹沢)
- 昔グワンパアサンという婆が若い娘を食い殺したという因縁の橋で — 寺山(グワン橋)
- 甘柿橋は縁切橋なので結婚式には渡ってはいけないと言い伝えられ… — 菖蒲(甘柿橋)
- 富士の巻狩り帰りの頼朝一行が矢名宿に夜着き — 南矢名(矢名宿)
- 武常晴が実朝の首を持って矢名宿はずれの一枚石の橋を渡ろうとした時 — 下大槻(八声橋)
- 権現山から弓の名人が遠矢を射ると — 上大槻(丸木橋)
- 山で焼き殺そうとする悪者を村人が知らせ — (二ノ塔)
- 東征帰途の日本武尊が俄雨に遭い — 蓑毛
- 弘法山の堂裏の甕の中に — 曽屋(弘法山)
- 行者山の内に役の行者の石像があり — 戸川(行者山)
- 檜の境木を上がった所に — 峠
- 山で修行する旅僧が麓の火事を予言し — 曽屋(弘法山)
- 千軒の家が見えるからとする説と — 菩提(千間台)
- 仕事をしていた婆が転がった場所だとして — 菩提(バアサン転がし)
- 国府祭に向け夜中に発たれた三の宮さまがこの坂まで来ると明けガ… — 鶴巻(カラス鳴き坂)
- 三の宮神社の神輿の村送りでこの急坂を上る際 — 鶴巻(屁っぴり坂)
- 名主宅から太岳院までの道をトムライ道(八隅道)と呼び — 今泉(トムライ道)
- 所有して耕作すると死人が出たり良くないことが起きるといわれ — 菩提(死に田)
- そこを耕作すると必ず不幸が起きるといわれた死に畑があった — 南矢名(第二中学校)
- 波多野氏を討ちに来た敵兵が敗れて捕えられ — 寺山(首切畑)
- 大山良弁の功をねたみ火を放って逃げた雲水道永が捕えられ生き埋… — 落合(道永塚)
- 八ヵ国が見える山上まで罪人を連れて故郷を見させてから処刑し — 渋沢(八国見山)
- 昔からの捨場で罪人の首を曝したみせしめの場所とされ — 寺山(波多野城跡)
- 真田城側と北条早雲方の — 下大槻
- 北秦野に銅山があり方々から人が来たといい — 北秦野今泉
- 昼食時に波多野氏に不意打ちされた野田三郎一族が — 南矢名
- 大般若経六百巻を書き上げた老僧が「二百年たったら掘れ」と言い… — 蓑毛(大日堂)
- 子供の夜泣きや百日咳に屋敷稲荷へ参ったが — 羽根(内屋敷稲荷神社)
- 安産の神とされ — 峠
- 水商売の人と子授け祈願の人でにぎわったお稲荷さんで — 南矢名桂窪
- 天神の日の前夜 — 上大槻中里
- かつて助けた鹿と狐が美女に化けて地頭宅を襲った山賊をもてなし — 寺山(鹿島神社)
- 毎年最も器量よしの娘を神に納める風習の裏でオロチが娘を食っていた — 下大槻(健速神社)
- 穴のあいた大石で手をこすってなでるとイボやおできが治るといい — 下大槻(健速神社)
- 祀られた山の神様から砂をもらってたばこの苗床に入れると良い苗… — 柳川(松田ランド)
- 相模に三つしかない岐神(道祖神)で — 今泉
- 男児が生まれにくい土地柄のため — 今泉(太岳院)
- 横野に移り住んだ先祖が背負って持って来た女の神様「カラコ様」… — 横野(加羅古神社)
- 唐子明神社の神体は木像で — 横野(加羅古神社)
- 部落を訪れた唐子様が疲れ切った老人たちに蘇(濃縮クリーム状の… — 栄町(乳牛)
- 塞の神様が夜這いに出かけている間に火事が起き — 横野
- 師走八日の夜 — 八沢
- 山谷では以前 — 名古木(山谷)
- 火災の多かった西沢で — 名古木上原(梵天社)
- 焼け残った薬師如来を信玄が甲斐に持ち帰ると飢饉や疫病が続発し — 南矢名(東光寺)
- 押切の浜辺りを馬で通った武士が何もないのに落馬した — 尾尻
- 頼朝が押切川に来ると必ず落馬するので不審に思い川をさかのぼると — 尾尻(押切川)
- 小原薬師入口の大きな鐘楼が — 小原(薬師堂)
- 戸川の宝泉院の観音に — 戸川(宝泉院)
- 清左衛門が妻の安産を祈って造った観音が — 桜町
- 約六〇〇年前 — 名古木上原
- 天徳寺に廻り観音と呼ばれる仏があり — 文京町(天徳寺)
- その場所で女の旅人が出産し — 名古木(見守り地蔵)
- 名古木の出入口にある地蔵は出口地蔵・縁切地蔵と呼ばれ — 名古木(出口地蔵)
- 以前は線香を立てて願えば子供の夜泣きが治るとされ — 東田原蔵ヶ谷戸(泣き地蔵)
- 子供の百日咳のとき — 北矢名(咳地蔵)
- 寺山の社護神社は子どもの夜泣きや病を鎮めるご利益で知られ — 寺山(社護神社)
- 北矢名田中の天神台にあった帯とき地蔵は — 北矢名(帯とき地蔵)
- 泣き虫の子になったら西大竹の泣き地蔵に参ると泣きが止まるとされ — 西大竹(泣き地蔵)
- 金目川の氾濫で年に一 — 下大槻(牛頭天王社)
- 小馬(平塚市)の水のみ地蔵のある場所がかつて処刑場で — 下大槻
- 箱根山の岳の下の戦いで敗れた新田義貞軍の落武者が — 堀西波多川
- 子のない夫婦が神仏に祈るも効なく — 菩提(滝不動)
- 三廻部から柳川を経て八沢へ至る地に — 柳川(白體不動尊)
- 堀山下に曽我兄弟が幼少で一満・箱王といった頃の隠家跡と称する… — 堀山下(曽我屋敷)
- 真田与一は頼朝の石橋山挙兵に加わり股野五郎と組み打ちになったが — 文京町(天徳寺)
- 明治初め、四十八瀬川の滝付近に黒竜さんという祈禱師の庵があり — 堀西(四十八瀬川)
- すわの森からタイマツ(お盆の迎え火)を持ち帰ると夏病みしない… — 曽屋(すわの森)
- すわの森は寂しい杜で夜道は女子供がめったに通らなかった — 曽屋(すわの森)
- 一つ目小僧と道祖神 — 八沢
- 物いう魚 — 八沢(大天狗滝)
- 弘法清水 — 大秦町(弘法清水)
- 虎御石 — 堀山下(曽我屋敷)
- 弘法清水と弘法山の伝説 — 曽屋(弘法山)
- 水無川と弘法大師の錫杖 — 河原町(水無川)
- 天中殺を信じた秦野の殺人事件
- 弘法大師と水無川 — 平沢(水無川)
- 臼井戸の湧き水 — 大秦町(臼井戸)
- 秦野の水道と赤痢
- 武田信玄討入のとき御手を斫り取って甲州へ持って行ったと伝わる薬師 — 南矢名(東光寺)
- 昭和六二年一〇月二六日のこと
- 確かに猫には不可解なところがあります