トップ > 神奈川県の伝承 > 秦野市

安産の仏として信仰された帯とき地蔵

所在地神奈川県秦野市北矢名田中(帯とき地蔵)
年代関東大震災まで〜現在
登場安産を願う人
出典秦野市史 別巻 民俗編――伝説・妖怪

どんな伝承か

北矢名の田中にある天神台に、もとは帯とき地蔵と呼ばれる地蔵が祀られていた。お堂が傷んだため、いまの大根台にあたる中尾地蔵堂へ移され、関東大震災の頃までそこに置かれていたが、現在は自興院に安置されている。安産を守る仏として信仰を集め、かつては安産のお札などを配っていたという。文献によれば、自興院の本堂に納められているのは寄木造りの地蔵尊で、北矢名田中の天神台にあった頃から「天神台帯とき地蔵」の名で安産祈願の対象とされてきたと記されている。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

秦野市史 別巻 民俗編――伝説・妖怪(秦野市(編)・秦野市史)

『秦野市史 別巻 民俗編――伝説・妖怪』は、神奈川県秦野市の市史のうち、民俗編の口承の部分を収めたものである。前半には市内で聞き取った動物・神仏・妖怪・人や村に関する話を地区名とともに載せ、河童やセンタク婆さん、グアン婆さんなどの妖怪譚を含む。後半の第四節「伝説」は一テーマ一話の方針で百話を採り、動物・植物、水、石・岩、山・坂・道・畑、塚、祠堂、家・村の七つに分け、既刊の類話を〔文献〕として要約して添える。

種別から探す

安産移転お札

秦野市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『秦野市史 別巻 民俗編――伝説・妖怪』の伝承