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墓を均した後に続いた線路の事故

所在地神奈川県秦野市南矢名
年代昭和二年
登場馬で線路を渡った人、老婆
出典秦野市史 別巻 民俗編――伝説・妖怪

どんな伝承か

ある家が一家そろって町へ引っ越す際、先祖の墓に砂をまいて平らにならしてしまった。その後、昭和二年に小田急線が開通すると、大根へ向かう区間で事故が続いた。ある人が馬で線路を渡ろうとしたところ、馬の爪が線路に引っかかり、外そうとしているうちに列車が来て、馬は助かったが本人は命を落とした。またある家の老婆も事故で亡くなったという。菩提の話者が語った、墓をないがしろにしたあとの災いをにおわせる話である。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

秦野市史 別巻 民俗編――伝説・妖怪(秦野市(編)・秦野市史)

『秦野市史 別巻 民俗編――伝説・妖怪』は、神奈川県秦野市の市史のうち、民俗編の口承の部分を収めたものである。前半には市内で聞き取った動物・神仏・妖怪・人や村に関する話を地区名とともに載せ、河童やセンタク婆さん、グアン婆さんなどの妖怪譚を含む。後半の第四節「伝説」は一テーマ一話の方針で百話を採り、動物・植物、水、石・岩、山・坂・道・畑、塚、祠堂、家・村の七つに分け、既刊の類話を〔文献〕として要約して添える。

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