仏に供えた飯を食ったろうと問われた子守り娘や小僧が
どんな伝承か
この隣の家に、女の子が奉公していた。その女の子は子守りで、「わしゃくわんくわん」と言った。茶碗をたたくとカーンカーンと鳴る、それを「くわんくわん」と言ったのである。市史はこの「くわんくわん」の話を、昔話「餅は本尊様」のモチーフをとったようなもので、その話を知っていてオチだけが残ったのかと思われる、と注している。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
秦野市史 別巻 民俗編――伝説・妖怪(秦野市(編)・秦野市史・自治体史(民俗))
『秦野市史 別巻 民俗編』所収の妖怪・伝説(一〇〇話を七分類で収載)。神奈川県秦野市に伝わる口承を採録する。