太田から貝原塚へ一またぎのデーデー坊
どんな伝承か
デーデー坊という大男がいて、牛久町の太田に右足をつき、ひとまたぎした左足は貝原塚まで届いたという。デーデー坊の一足は四キロメートルほどもあるといわれる。その足跡は貝原塚から女化へ行く道にあり、八代に一足、別所にも一足あるという。足跡のところは田んぼの浅瀬になっていて、こいっぱになっているという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
竜ケ崎市史民俗調査報告書1(馴柴・八原地区)――伝説・怪異(龍ケ崎市(編)・竜ケ崎市史民俗調査報告書)
『竜ケ崎市史民俗調査報告書1(馴柴・八原地区)――伝説・怪異』は、竜ケ崎市史の民俗調査報告書の第一集のうち、口承文芸の章である。馴柴・八原の両地区で聞き書きした話を収め、子育て幽霊や茗荷女房などの昔話と笑話に「大成」の話型名を添え、馴馬のジンシチの怪力譚、天狗、狐の提灯、蛇沼の主、デーデー坊の巨人伝説などを記す。地区ごとに昔話と伝説・世間話に分け、伝説・世間話は馴馬・若柴・八代・貝原塚など舞台の土地ごとにまとめ、伝える地名を添える。