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大火の火元が生き埋めになった並木の榎

所在地茨城県龍ケ崎市
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典竜ケ崎市史民俗調査報告書4(竜ケ崎地区)――伝説・世間話

どんな伝承か

八十五年から九十年ほど前、龍ヶ崎で大火があり、上町の中ほどから出た火が大風にあおられて砂町まで燃え広がった。言い伝えでは、火元の人は鉦を抱えて穴に入り生き埋めになった。穴の中で鉦を叩き、その音が聞こえなくなったら線香をあげなくてよいと言い残したという。そのとき埋めた所に植えたのが並木の大きな榎だと語られる。ただし語り手は、あの榎は何百年も立っている木で、本当に生き埋めがあったかは疑わしいとも言う。

原典より

そして火元の人が生き埋めになったって言うんですね。—— 竜ケ崎市史民俗調査報告書4(竜ケ崎地区)――伝説・世間話(龍ケ崎市(編)・竜ケ崎市史民俗調査報告書) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

竜ケ崎市史民俗調査報告書4(竜ケ崎地区)――伝説・世間話(龍ケ崎市(編)・竜ケ崎市史民俗調査報告書)

『竜ケ崎市史民俗調査報告書4(竜ケ崎地区)――伝説・世間話』は、竜ケ崎市史の民俗調査報告書のうち、第七章「口承文芸」の伝説・世間話を収めたものである。竜ケ崎地区で聞き取った狐のお産や狐に化かされた話、狐憑き、幽霊屋敷、生まれかわり、家の主の蛇、龍ヶ崎の大火、首吊り榎、神木のたたり、源頼政の旧跡、鏡田などを、話し手の口調のまま載せる。話の末尾には多く話者の町名と性別を記し、生年か採録日を添える。昔話の一部には「大成」の話型名を付す。

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大火生き埋め鉦榎

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