置賜発祥の地と伝わる置賜山
どんな伝承か
東置賜郡川西町小松には有名なダリア園があり、秋九月ともなれば見物の人々で賑わう。その南側に隣接して新義真言宗松光山大光院長岡寺があり、開山は弘法大師の高弟真済僧正と言われている。ここに「おいため山」がある。今は置賜山と書くが、古くは置霊山と書き、置賜発祥の地と伝えられている。境内には置賜十四番の札所観音があり、「いついろのくものうちなるつきをみて こころはここにおいためのやま」という御詠歌が詠まれている。置賜山には地蔵堂・納骨堂・阿弥陀堂が建っている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
置賜の庶民生活2(民間信仰)――俗信・ワカ・死霊(置賜民俗学会ほか・置賜の庶民生活・民俗調査)
『置賜の庶民生活2(民間信仰)』所収の禁忌・卜占・予兆・生活の中の神々・死霊。山形県置賜地方に伝わる民間信仰を採録する。