大庭の神が腰掛けた旧跡
どんな伝承か
芹沢村の鎮守である腰掛神社は、大庭の神が腰を下ろしたあとだと言い伝えられている。かつての神の旅所の跡でもあろうかとされ、小さな石を一つ置いて神の跡として祀っている。本地は大日で、寛永十二年八月十九日に勧請され、以来その日を例祭の日としているという。
原典より
想うに旅所の跡などにや、小石一顆を置き、神跡とす。—— 茅ケ崎市史 3 考古・民俗編(茅ケ崎市史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
茅ケ崎市史 3 考古・民俗編(茅ケ崎市史)
『茅ケ崎市史 3 考古・民俗編』は、神奈川県茅ヶ崎市の市史の考古・民俗編のうち、第七章「伝説と俗信」第一節「伝説」の初めの部分である。今宿の旗たての松、のどの病に効くという芹沢のぎゃーぎばあさん、寒川神社の浜降祭の縁起、南湖のやせ地蔵、下寺尾の七堂伽藍と沈んだ鐘、小和田の涙橋などの伝説を収める。社寺堂縁起と地名のいわれの項に分け、明治生まれの話者の名と地区を添えた聞き書きに、『茅ヶ崎郷土史』などの文献からの引用を交える。