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墓地に立った無縁仏の火柱

所在地愛知県北名古屋市山之腰
年代昭和七年
登場発起人の一人
出典西春町史 民俗編2――霊と神・祈禱・怪異

どんな伝承か

昭和七年、五条川で最初の改修工事が行なわれ、山之腰では出た残土で墓地の土を盛った。その折、地区の人々の墓は丁寧に弔われたが、無縁仏には経を上げる者もなく打ち捨てられたままだった。ちょうどそのころ、宇福寺の郷東を通りかかった者が、山之腰の墓地の上に大きな火柱が立つのを目にしている。時を同じくして、工事の発起人の一人が原因の知れぬ病で一か月あまりも床に就いた。無縁仏をないがしろにした祟りではないかと考えて経を上げてもらうと、病はたちまち癒えたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

西春町史 民俗編2――霊と神・祈禱・怪異(西春町(編)・西春町史)

『西春町史 民俗編2――霊と神・祈禱・怪異』は、西春町が編んだ町史の民俗編である。九之坪・岡・沖村・石橋など町内の各ムラに残る御嶽山や塚、堂、小祠、石塔、家の神、祈禱師、祈願と参詣、霊威と祟り、狐や狸の怪異と憑きものを、聞き書きと『徇行記』や村絵図などの記録から記す。霊と神、祈願と参詣、霊威と怪異の三節に続けて、第十二章の伝説の節を大字ごとの十九項に分けて並べ、五条川の大蛇の目撃談で結ぶ。

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無縁仏祟り火柱病供養

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